石神井公園で移動支援|ガイドヘルパーという働き方の魅力

石神井公園で車椅子の利用者様と池を眺めるガイドヘルパー、移動支援の仕事のやりがいと魅力を伝える温かいシーン

ガイドヘルパー・移動支援の仕事に興味がある方へ、実際にどんな場所を訪れ、どんな支援を行っているのか、具体例をもとにご紹介します。朝焼けのガイドヘルパーが、杉並・中野・練馬エリアでよく訪れる外出先のひとつ、練馬区の石神井公園での支援内容です。

利用者様のプライバシーに配慮し、本記事は実際の支援をもとに構成した紹介記事です。


今回の外出先

・場所:石神井公園(練馬区) ・利用者様の希望:池のそばでゆっくり散策したい ・所要時間:約2時間

石神井公園は、練馬区にある公園のひとつです。三宝寺池と石神井池という2つの池を中心に、水辺に沿った散策路が整備されています。ベンチも多く、急がずゆっくり過ごせる場所で、移動支援の外出先として選ばれることも多いです。

今回の利用者様は、知的障害のある20代の男性です。「公園でゆっくりしたい」という希望があり、暖かい日を選んで外出支援を行いました。池のそばを散策し、水鳥を眺めたり、ベンチで休憩したりしながら、午前中から昼前にかけての時間を過ごしました。


外出支援の流れ

ガイドヘルパーの外出支援の流れを6つのステップで示した図、事前準備から記録・報告までの全体像
外出支援の6つのステップ、利用者様の安全と快適さを最優先に

1. ご自宅へお迎え(10:00)

利用者様のご自宅へお迎えに上がります。体調確認と、当日の予定の再確認を行います。

「今日は石神井公園へ行きますね。池のそばをゆっくり歩きましょう」

利用者様の表情を確認しながら、持ち物のチェックも済ませます。暖かい日とはいえ、公園内は風が通ることもあるため、羽織れるものを一枚持参するよう事前に案内しておきます。

2. 電車で石神井公園駅へ移動(10:20)

最寄り駅から電車に乗り、石神井公園駅へ向かいます。移動中は、利用者様が安全に乗り降りできるよう、タイミングや位置取りに配慮します。

午前中の電車は比較的空いており、座席に座れることも多いです。移動時間も、利用者様との会話を楽しめる時間になります。

3. 石神井公園到着(10:40)

石神井公園駅から徒歩数分で、公園の入口に到着します。利用者様のペースに合わせて、ゆっくりと歩き始めます。

平日の午前中は人通りも少なく、落ち着いた雰囲気の中でスタートできます。公園に入ると、池の方向から風が流れてきます。「今日は気持ちいいですね」と声をかけながら、散策路へ向かいます。

4. 池のそばを散策(10:40〜11:40)

池のそばに出ると、水面が光を反射していました。利用者様は、しばらくその場に立って池を眺めていました。

やがて、水鳥が近くに来ました。視線がそちらに動きます。鳥の動きを目で追いながら、しばらく立ったまま時間を過ごしました。言葉にならなくても、その場を楽しんでいることは表情から伝わってきます。

散策路を歩きながら、池を一周するかたちで回ります。利用者様が立ち止まりたい場所では、一緒に立ち止まります。急ぐ必要はありません。どこで立ち止まるか、どこを見るか、その選択は利用者様のものです。ガイドヘルパーは、その隣にいます。

5. ベンチで休憩(11:40〜12:00)

「少し休みましょうか」と声をかけ、池のそばのベンチに座ります。

休憩中も、池の方向から水鳥の声が聞こえてきます。さきほど見た鳥のことを話したり、暖かさについて話したりしながら、ゆっくりと時間を過ごします。こうした何気ない会話の積み重ねが、利用者様との信頼関係を深める時間になります。

利用者様の体調や疲れ具合を確認しながら、帰りの時間を見計らいます。

6. ご自宅へお送り(12:10)

公園を出て、電車でご自宅へお送りします。帰りの電車の中で、利用者様が穏やかな表情でいることが、この日の外出がうまくいった証です。

ご自宅に到着後、ご家族へ簡単に報告をします。「今日は池のそばでゆっくり過ごせました。水鳥を見てとても楽しそうでした」と、一日の様子をお伝えします。


ガイドヘルパーとしての配慮・気づき

ガイドヘルパーの配慮ポイントを4つに分けて示した図、利用者様のペース、安全確認、コミュニケーション、楽しい時間の共有
利用者様に寄り添う、ガイドヘルパーの4つの配慮ポイント

利用者様のペースに合わせた歩き方

公園内は平坦な道が多いですが、砂利道や段差がある箇所もあります。利用者様が歩きやすいルートを選びながら、無理のないペースで移動することを意識しました。

休憩タイミングの見極め

「疲れた」と言葉にされなくても、歩くペースや表情の変化から疲労の兆候を読み取ることが大切です。今回は、散策を始めて1時間ほどのタイミングでベンチに誘導しました。こちらから提案することで、利用者様が無理をせず楽しめる時間を保てます。

気温の変化への対応

暖かい日でも、水辺は風が通りやすい場所です。出発前に上着の準備を確認しておくことで、現地での不安を減らせます。利用者様が快適に過ごせる環境を整えることも、ガイドヘルパーの役割のひとつです。

無理に会話を続けない

ガイドヘルパーの仕事は、常に話しかけることではありません。利用者様が池を眺めて静かな時間を過ごしたい場面では、隣にいながら見守ることも大切な支援です。その場の空気を読む力が、利用者様との信頼関係を育てます。


この日のやりがい

水鳥を見たときの利用者様の表情

池のそばで水鳥が近づいてきた瞬間、利用者様の視線がはっきりとそちらに向きました。言葉はなくても、その表情に変化がありました。それだけのことですが、その瞬間に立ち会えることが、ガイドヘルパーとしての喜びです。

穏やかな時間を一緒に過ごせたこと

移動支援の外出は、どこかへ連れていくことがゴールではありません。その場で利用者様が自分のペースで、見たいものを見て、休みたい時に休む。そういった時間を支えることが仕事の中心です。石神井公園の池のそばで過ごした2時間は、そのことを改めて実感できる時間でした。

「また来たい」という言葉

帰りの電車の中で、利用者様から「また来たいです」という言葉がありました。その一言が、次の外出支援への原動力になります。


「社会と障害者の架け橋」としての外出支援

石神井公園のような場所で、利用者様が池を眺め、水鳥を見て、ベンチでゆっくりしている姿。それは、障害のある方にとって「当たり前の権利」としての余暇が実現されている場面です。

その姿を見た周囲の人たちが、少しずつ、障害に対する見方を変えていく。「障害がある人も、同じように公園で過ごすんだな」「普通に接すればいいんだな」という小さな気づきの積み重ねが、社会全体の目を変えていくことに繋がります。

朝焼けの理念は、「社会」と「障害者」の架け橋になることです。ガイドヘルパーとして働くことは、単に利用者様の外出をサポートするだけではありません。利用者様が社会の中で当たり前に余暇を楽しむ姿を通じて、社会そのものに働きかける仕事でもあります。


石神井公園はガイドヘルパーの外出先として選ばれやすい場所

石神井公園は、練馬区にある自然豊かな公園です。2つの池を中心に散策路が整備されており、水辺をゆっくり歩けます。ベンチも多く、休憩しながら過ごせる環境が整っています。

午前中の早い時間帯は人通りも少なく、利用者様のペースで動きやすい点も、外出先として選ばれやすい理由のひとつです。石神井公園駅から徒歩数分という立地の良さも、移動支援として組みやすいポイントです。

季節によって、桜の時期には花見、秋には紅葉と、外出のたびに異なる楽しみがあります。利用者様の好みに合わせて、毎回少し違う時間を提供できるのも、この場所の魅力です。


ガイドヘルパーの仕事に興味がある方へ

朝焼けでは、こうした外出支援を中心に、ガイドヘルパーとして働くことができます。

事業の約7割がガイドヘルパー(移動支援)

朝焼けの事業の約7割は、ガイドヘルパー(移動支援)の仕事です。動物園、水族館、映画館、カフェ、公園など、利用者様が「行きたい場所」への外出支援が仕事の中心になります。身体介護が中心ではなく、「障害者と一緒に楽しむ介護」という表現がぴったりの働き方です。

中野・練馬・杉並エリアで働ける

朝焼けの事業所は、中野区・練馬区・杉並区にあります。地域に密着した働き方ができるため、通勤の負担も少なく、長く続けやすい環境です。石神井公園のような地域の公園への外出支援も多く、地域のことを知りながら働けます。

月1日から勤務OK、未経験歓迎

朝焼けでは、月1日からの勤務が可能です。副業やWワークも歓迎しており、本業がある方、家庭の事情でフルタイムが難しい方でも、自分のペースで働けます。ガイドヘルパーの資格取得費用は全額会社が負担します。未経験からでも始められる環境が整っています。

無理なく続けられる働き方

朝焼けでは、月のサービス提供時間を100〜110時間に設定しています。介護業界の平均とされる140〜160時間と比べて、約30時間以上少ない水準です。無理なシフト調整は行わず、スタッフが長く続けられることを最優先にしています。


ガイドヘルパーの仕事に興味がある方、中野・練馬・杉並エリアで利用者様と一緒に楽しむ介護に関心がある方は、ぜひ一度採用ページをご覧ください。

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