介護職員初任者研修とは|費用・期間・難易度・取得方法を徹底解説

介護職員初任者研修の講義を受ける受講生たち、温かい雰囲気の研修会場で介護の基本を学ぶ様子

「介護職に興味があるけれど、何から始めればいいかわからない」 「介護の仕事でキャリアアップしたいけど、どんな資格が必要なのか」

この記事では、介護職の入り口として重要な「介護職員初任者研修」について、2026年の最新情報をもとに解説します。研修内容や取得するメリット、費用や期間、難易度、具体的な受講方法まで、未経験の方でも理解できるようお伝えします。


介護職員初任者研修とは?その目的と概要

初任者研修の定義と目指すもの

介護職員初任者研修とは、介護の仕事に就く上で最初に取得することが推奨される公的資格です。この研修は、介護に関する基本的な知識や技術を習得することを目的としており、未経験者が介護職として働くための「入り口」となる位置づけにあります。

研修を通じて、利用者の尊厳を尊重し、自立を支援するという介護の基本理念を理解します。また、身体介護や生活援助といった具体的な介護技術を身につけ、安全かつ適切なケアを提供できるようになることを目指します。

研修で取得できるスキル・知識

介護職員初任者研修を修了することで、介護現場で即戦力として活躍できる多様なスキルと知識が身につきます。

基本的な介護技術 食事や入浴、排泄の介助といった身体介護の基礎から、利用者の状態に応じた安全な移乗介助まで、具体的な介護技術を学びます。利用者の尊厳を守りながら、身体的な負担を最小限に抑える介助方法を習得します。

生活援助の知識と実践 掃除、洗濯、調理といった生活援助の基本的な知識と技術を身につけます。単に家事を行うだけでなく、利用者の自立を促す視点での援助方法を学びます。

介護の理念と倫理 介護における尊厳の保持、自立支援の考え方、プライバシー保護の重要性など、介護職として働く上で不可欠な倫理観と専門職としての意識を養います。

認知症への理解と対応 認知症の基礎知識、症状の特徴、認知症の方とのコミュニケーション方法や対応の基本を学び、利用者とその家族を支えるための視点を培います。

障害の理解と支援 様々な障害を持つ方への理解を深め、それぞれの特性に応じた適切な支援方法やコミュニケーションの取り方を学びます。

医療との連携の基礎 医療との連携の重要性や、緊急時の対応、基本的な健康観察の方法など、安全な介護サービス提供に必要な医療連携の基礎知識を習得します。


介護職員初任者研修を取得するメリット

就職・転職の有利さ

介護職員初任者研修は、介護の仕事に就く上で基本的な知識とスキルを習得したことの証明となります。多くの介護施設や事業所では、無資格者よりも初任者研修修了者を優遇する傾向にあり、応募条件として必須としている求人も少なくありません。

研修を修了していることで、未経験から介護職を目指す方でも自信を持って就職活動に臨むことができます。採用側から見ても、基本的な介護技術や利用者様とのコミュニケーション方法を理解している人材は、即戦力として期待できるため、採用の可能性が高まります。

キャリアアップへの道筋

介護職員初任者研修は、介護業界でのキャリアアップを目指す上での第一歩となります。この研修を修了することで、次に上位資格である「介護福祉士実務者研修」の受講資格が得られます。実務者研修を修了し、実務経験を積むことで、介護分野で唯一の国家資格である「介護福祉士」の受験資格を得ることが可能です。

介護福祉士は、専門性の高い知識と技術を持つ介護のプロフェッショナルとして、現場でのリーダー的役割を担うことも多く、さらなるキャリアアップや専門職としての活躍が期待できます。

給与・待遇面への影響

介護職員初任者研修の資格を持つことで、給与や待遇面での改善も期待できます。多くの介護事業所では、資格を持つ職員に対して「資格手当」を支給しており、無資格者と比較して月々の給与が上乗せされるケースが一般的です。

また、資格があることで専門性が評価され、昇給や昇格の機会が増える可能性もあります。


介護職員初任者研修の受講方法と費用・期間

介護職員初任者研修の受講方法3パターン比較、通学講座・通信講座・eラーニングの特徴と費用期間
自分に合った受講方法で、介護職員初任者研修を取得

主な受講方法

初任者研修には、主に3つの受講方法があります。

通学講座 教室に通い、講師から直接指導を受ける形式です。座学だけでなく、演習を通じて実践的なスキルを習得できます。わからないことがあればすぐに質問できるため、安心して学習を進められます。

通信講座 自宅でテキストやDVD教材を使って学習を進める形式です。自分のペースで学習できるため、仕事や家事と両立したい方に適しています。ただし、通信講座でも一部の科目はスクーリング(通学)が必須となります。

eラーニング(オンライン学習) インターネットを通じて動画講義やテストを受ける形式です。スマートフォンやタブレットでも学習できるため、より手軽に始められます。こちらも通信講座と同様に、一部のスクーリングは必須です。

研修にかかる費用目安

介護職員初任者研修の費用は、受講する機関や受講方法、地域によって大きく異なります。一般的には、5万円から15万円程度が目安とされています。

通学講座は7万円から15万円程度、通信講座やeラーニングは5万円から10万円程度が相場です。

費用を抑えたい場合は、ハローワークの教育訓練給付制度や、各自治体で実施している助成金制度を活用できる場合があります。また、介護事業所によっては、資格取得費用を会社が負担する制度を設けているところもあります。

研修期間の目安

研修期間も受講方法によって異なりますが、一般的には1ヶ月から4ヶ月程度が目安です。

短期集中コースは最短1ヶ月程度で修了できますが、毎日または週に数回通学が必要になります。標準コースは週1〜2回の通学で2〜3ヶ月程度で修了するケースが多いです。通信講座やeラーニングは、スクーリングを含めて2〜4ヶ月程度かかるのが一般的です。


介護職員初任者研修の難易度と合格率

試験内容と合格基準

介護職員初任者研修の最終試験は、主に筆記試験として実施されます。この試験は、研修で学んだ基礎知識が身についているかを確認することを目的としており、受講者を落とすためのものではありません。

試験内容は、研修カリキュラムで学んだ「介護に関する基本的な知識」や「介護技術の基本」などから出題されます。合格基準は、一般的に正答率60%から70%程度を合格ラインとしている場合が多いです。研修内容をしっかりと理解し、授業に真面目に取り組んでいれば、十分に合格できるレベルです。

独学は可能?

介護職員初任者研修を完全に独学で取得することはできません。

その理由は、初任者研修が「講義」と「実技演習(スクーリング)」の両方を通じて、合計130時間のカリキュラムを修了することが義務付けられているためです。通信講座やeラーニング形式で自宅学習を進めることは可能ですが、それでも必ず数日間の通学による実技演習が必要となります。


介護職員初任者研修の取得後のキャリアパス

介護職のキャリアパス、初任者研修から実務者研修を経て介護福祉士へのステップアップ図
初任者研修から始まる、介護職のキャリアアップの道

実務者研修へのステップアップ

介護職員初任者研修の次に目指すべき資格として、「介護福祉士実務者研修」があります。実務者研修は、初任者研修で学んだ知識や技術をさらに深め、より専門的な介護を提供するための資格です。

初任者研修が介護の基本的な知識や技術を習得するのに対し、実務者研修では医療的ケア(喀痰吸引、経管栄養)に関する知識や、より実践的な介護プロセスを学びます。この資格を取得することで、訪問介護事業所などで「サービス提供責任者」として利用者様とサービスを繋ぐ重要な役割を担うことができるようになります。

介護福祉士への道

介護職の国家資格である「介護福祉士」は、介護の専門職として高い知識と技術を持つことを証明する資格です。この資格を取得することで、専門性の高いケアを提供できるだけでなく、チームリーダーや管理者といった役職への道も開かれ、給与面での優遇も期待できます。

介護福祉士の資格を取得するには、「実務経験3年以上」と「実務者研修の修了」を満たした上で、国家試験に合格するというルートが一般的です。初任者研修は、この実務者研修、そして介護福祉士へと続くキャリアパスの最初のステップとなります。


朝焼けの資格取得支援制度|初任者研修とガイドヘルパー資格

株式会社朝焼けでは、スタッフの資格取得を全面的に支援する制度を設けています。

初任者研修の支援条件

朝焼けでは、初任者研修の受講費用を会社が全額負担しています。ただし、以下の条件を満たす必要があります。

  • 資格取得後、月に10回以上のサービス提供を、9ヶ月の間で6ヶ月以上達成・経過する予定である者
  • 7時から10時、もしくは15時から18時のどちらか、または両方の時間帯で勤務が可能である者
  • 平日のうち週2日以上、1日あたり6時間以上勤務可能である者
  • 資格取得後、最低1年以上勤務が見込めること

初任者研修は、身体介護(食事介助・入浴介助・排泄介助など)を行うための資格であり、訪問介護の現場で幅広く活躍できます。

ガイドヘルパー資格なら、月2回からでも支援対象

「週2日、1日6時間以上は難しい」という方には、ガイドヘルパー資格(移動支援従業者養成研修)という選択肢もあります。

ガイドヘルパー資格の支援条件は、以下の通りです。

  • 資格取得後、月に2回以上のサービス提供を、9ヶ月の間で6ヶ月以上達成・経過する予定である者
  • 資格取得後、最低1年以上勤務が見込めること

朝焼けの事業の約7割は、ガイドヘルパー(移動支援)の仕事です。動物園、水族館、映画館などへの外出支援が中心であり、「障害者と一緒に楽しむ介護」が仕事の中心になります。

副業やWワークとして介護の仕事を始めたい方、週1日から無理なく働きたい方には、ガイドヘルパー資格から始めるという選択肢もあります。

朝焼けの働き方の特徴

朝焼けでは、「スタッフの笑顔を最も大切にする」という理念のもと、働きやすい環境を整えています。

  • 月のサービス提供時間は100〜110時間(介護業界平均140〜160時間と比べて約30時間以上少ない)
  • 月1日からの勤務OK
  • 副業・Wワーク歓迎
  • 無理なシフト調整は行わない
  • 交通費全額支給、食事手当あり

よくある質問(FAQ)

Q. 費用はいくらくらいかかりますか? 一般的には5万円から15万円程度が目安です。朝焼けでは、条件を満たすスタッフに対して資格取得費用を全額会社が負担しています。

Q. 期間はどれくらいかかりますか? 通学コースは約1ヶ月から3ヶ月程度、通信コースは約2ヶ月から4ヶ月程度が一般的です。

Q. 難易度は高いですか?落ちることはありますか? 介護の基礎を学ぶための入門的な資格であり、難易度は高くありません。しっかりと講義を受け、課題に取り組めば合格できます。

Q. 独学で取得できますか? 完全に独学で取得することはできません。実技演習(スクーリング)がカリキュラムに必須として組み込まれているため、必ずスクールに通う必要があります。

Q. 研修を受けずに介護の仕事はできませんか? 研修を受けずに介護の仕事に就くことは可能です。ただし、無資格でできる業務は見守りや清掃などの生活援助が中心となります。利用者の身体に直接触れる「身体介護」を行うには、初任者研修以上の資格が必要です。

Q. 朝焼けで働くには初任者研修が必須ですか? 朝焼けの事業の約7割はガイドヘルパー(移動支援)の仕事です。ガイドヘルパー資格から始めることもできます。ガイドヘルパー資格の支援条件は「月2回以上のサービス提供」であり、副業やWワークの方でも利用しやすい制度となっています。


まとめ

介護職員初任者研修は、介護の仕事を始めるための第一歩となる資格です。未経験からでも取得可能であり、就職・転職の選択肢を広げ、キャリアアップの土台となります。

費用は5万円から15万円程度、期間は1ヶ月から4ヶ月程度が目安ですが、介護事業所によっては資格取得費用を会社が負担する制度を設けているところもあります。

株式会社朝焼けでも、条件を満たすスタッフに対して初任者研修やガイドヘルパー資格の取得費用を全額会社が負担しています。「まずは週1日から始めたい」「副業として介護の仕事に挑戦したい」という方には、ガイドヘルパー資格から始めるという選択肢もあります。

介護の仕事に興味がある方、資格取得を考えている方は、まずは話を聞きに来てみてください。

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